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「イクメン」が元気づけられる本がでました。
渥美 由喜さんの「イクメンで行こう!―育児も仕事も充実させる生き方」(日本経済新聞出版社刊)です。
結婚すると女性の愛情の配分は夫に集中するけれど、子供が生まれると子供がトップに、そして子供の成長とともに夫への愛情が回復するグループと回復しないグループとに見事に二極化し、子供の乳幼児期に夫が一緒に子育てをやってくれた場合は、夫への愛情が回復するケースが多いという「女性の愛情曲線」の話や、最近はエース社員のイクメンが増えているという興味深い話。読者がひきつけられる話題が次々と続きます。

イクメンは頑張っているけれど、世の中の多くの場合は妻の方が家事・育児を分担しているケースが多いこと、イクメン以上にシングルマザーたちやシングルファーザーたちが頑張っていることを忘れてはいけないと、いうことも語られ、子供がいない独身者や、子どもを授からないカップルが肩身の狭い思いをするようなことがあってはいけないと思う、というニュートラルな姿勢は、いろいろな立場の方から共感を呼んでいるようです。
老若男女、パパママを問わず、「うーん、これが、育児も仕事も充実させるワークライフバランスのとれた生き方なんだ。」という風に頷く方は多いのではないでしょうか。

家事や育児のコツ、そしてイクメン・ライフの楽しさや苦労などを、著者やその他イクメンたちの実体験を基に、平均(たいら・ひとし)クン一家という架空の家族を設定し、ストーリー形式で楽しく紹介している理屈抜きに「面白い本」です。是非ご一読を。

イクメンで行こう!―育児も仕事も充実させる生き方

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