幼保一元化先送り?

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1月21日の日経新聞朝刊の記事によると、政府は2013年度からの実施を目指す幼保一体化改革で、新たに導入する幼保一体型施設「こども園」とともに、幼稚園、保育所を存続させる方向で最終調整に入ったということです。
民主党は待機児童解消のため、政権公約で幼保一体化を掲げていましたし、今までにも何度も、幼稚園と保育園を一元化しようという議論が出ては消え、ということが繰り返されてきました。幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省、と所轄官庁が異なることも、この議論が進まない一因と言われてきました。今回もまた、その実現は無理ということになりそうです。
記事によると、幼稚園側の反発が強いため、こども園への強制的な移行は見送る、とあります。待機児童解消が目的ということになると、幼稚園は保育園に取り込まれてしまう、幼稚園の存在意義が無くなってしまうというような気になってしまうのでしょうか。
これは多くのパパママにとってとても残念な結果と言わざるを得ません。今、この時期にも保育園に入れそうもないと不安感をお持ちの方々にとっては怒りさえ覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういう方々の思いは、どうやって政治に届ければいいのでしょうね。この問題はもっともっといろいろなところに取り上げられ、議論がされるべきだと思います。

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