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 「お母さんは、給食のおばちゃんをやるんだよー!」 Cさんは再就職が決まったとき、そうお子さんに話したそうです。

 Cさんは、短大卒業後、地元の金融機関で事務職として働いていました。出産のために退職し、二人のお子さんの育児に専念してきました。下のお子さんが小学校2年生になったのを機に、派遣で事務の仕事を始めました。仕事は朝10時〜午後15時まで、週3日。子育てと家庭の時間を大切にしながら働くには、条件としては申し分ありません。でも、モヤモヤした気持ちが日増しに強くなってきました。

 「せっかく事務職で再就職できたのに、何かが違うんです。」 相談にいらしたとき、Cさんはそうおっしゃいました。ブランク期間約10年、事務職希望、通勤時間は自宅から40分以内という条件で探し、ようやく決まった派遣のお仕事でした。

 まず、事務職として働いていた金融機関でのお仕事について、お話を伺いました。仕事内容、職場環境などを伺ううちに、Cさんがおっしゃいました。

 「今の仕事では、喜んでくれる相手の顔が見えないんです。書類の不備チェックをして、確認済の箱に書類を入れて・・・ときどき、社内の人やお客様に電話で確認したりもしますが、事務的な会話だけだし・・・。」

 「希望していた事務職だし、勤務条件は恵まれているから、このままがいいんだと自分を納得させようとしていたのだと思います。」

 しばらく派遣のお仕事を続けながら、喜んでくれる相手の顔が見える仕事を事務職にこだわらずに探し続けました。そして、ついに学校給食の調理員の求人に巡り合ったのでした。仕事を通じて得られる喜びにこだわって、粘り強く仕事を探したCさん。今もいきいきと給食のおばちゃんをしています。

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