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 発達障害の人の就労支援(2)では、主な公的・民間の就労支援機関をご紹介しました。今回は、就労支援の機能と合わせて、それ以外の機能(生活リズムづくり、居場所、気分転換など)も併せ持つ支援機関をご紹介します。

 就職したい、働きたいと思っても、なかなか就職活動を始める一歩が出ないこともあるでしょう。そのような場合には、次の支援機関に問い合わせてみるといいでしょう。焦らず、自分のペースで進んでいけるといいですね。

  • 発達障害者支援センター
    • センター一覧 (発達障害情報・支援センターHP)
    • 予約相談業務のみで、居場所や交流の場としては利用できないところもあります。また、児童の発達相談業務で手一杯で、成人の就労支援相談には手が回らないところもあるようです。自分としては何に困っているのかを簡単に書き出して、まずは電話かメールで確認することをおすすめします。 
  • 障害者就業・生活支援センター
    • センター一覧 ※リンク先ページ内「障害者就業・生活支援センター一覧」 (厚生労働省HP)
    • 障害者の就労に向けた支援機関で、生活相談もできます。各センターによって支援内容・プログラムが異なりますので、まずは自分としては何に困っているのかを簡単に書き出して、まずは電話かメールで確認することをおすすめします。
  • 地域若者サポートステーション
    • サポートステーション (ニートサポートネットHP)
    • 働くことについてさまざまな悩みを抱えている15歳〜39歳くらいまでの若者が利用できる施設です。各施設によって異なりますが、コミュニケーションなどの各種セミナー、交流会、職場見学会などいろいろなプログラムが実施されています。 

 特別支援学級ではない通常の学級を卒業し、専門学校、大学などに進学している発達障害の方(発達障害かもと思っている方)は、これまで特性にあった対応方法や仕事のしかたを学ぶ機会がなかったことでしょう。ぜひ、ひとりで頑張らずに、支援機関に相談に行って欲しいと思います。

 発達障害の夫を持つ妻の立場から、発達障害を持つ夫の仕事・結婚の実経験を書いたマンガがあります。仕事をしようと考えている発達障害の方(発達障害かもと思っている方)に、参考になると思いますのでご紹介します。

旦那(アキラ)さんはアスペルガー

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