ことばは環境しだい

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 次男が1歳になりました。1歳の誕生日を迎える頃から、少しずつことばが増えてきているのですが、これがなかなかおもしろい。当たり前なのですが、ことばは環境だなと思います。

 長男がアンパンマン好きなので、家はアンパンマンだらけ。毎日、毎日アンパンマンを目にするし、長男がアンパンマンと言うのを聞いている。だから、「ワンワン」より先に「アンパンマ~ン」としゃべり始めました。ドラえもんも、しまじろうも「アンパンマ~ン」(笑)

 自宅で猫を飼っている保育園のお友だちは、「ワンワン」より先に「にゃんにゃん」。たいていの赤ちゃんは、動く動物すべてを「ワンワン」と呼ぶのに、彼だけは動く動物すべてを「にゃんにゃん」。散歩している犬も赤ちゃんに「ワンワン」と指差されることは多いでしょうが、「にゃんにゃん」と指差されることはめったにないはず。「おいおい、おれは犬だぜ~。」と言っているかも(笑)

 長男は3歳。理屈っぽい両親と一緒に暮らしているため、子どもなのに、「基本的には~」「だから~」「○○な場合は~」などが、口癖。子どもらしくないけど、意味を理解して使っていて、ことばの使い方が合っているだけに、突っ込めない。

 保育園でも、「子どもにそんなことを教えるんですか?」と驚かれることもあるけど、3歳児でも、説明すればなんとなくわかっている。わからなかったことも、こっちが忘れた頃に、「この前さ、○○って言ってたね。」などと言って、確認してくる。

 どうせわからないだろう、とバカにしてはいけない。バカにしたことを察知する力もあるから、かえってムキになる。これは親譲りの性格なのかな(笑)。

 次男に対しても、3歳を過ぎたら、大人に話すのと同じことばで、大人に説明する内容と同じ内容で話をしていきたいと思います。

 以前にも紹介した本ですが、【ことばの疑問あれころ 0~3さい はじめての「ことば」 小林哲生 著】 ことばの発達を、たくさんの事例とQ&Aで解説してくれている本です。発達段階に分けて書かれているので、自分の子どもと照らし合わせながら読め、とてもわかりやすいです。

0~3さい はじめての「ことば」―ことばの疑問あれこれ

 

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