自己PRは自信満々に語れないとダメですか?

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「自己PRに書けることがないんです・・・」と泣きそうな顔で相談に来る学生さんや再就職活動に臨む人。大丈夫!書けることはそれぞれのやってきたことのなかに絶対あります!

自己PRと言えば、履歴書や採用面接の定番の質問です。だからこそ、ネットでも書籍でも、いろいろなアドバイスや例文がある。ただ、そのアドバイスや例文、鵜呑みして大丈夫?と思うものも多いのです。例えば、このようなアドバイスや例文。

  • 自己PRは、人より優れていて自信があることを書きましょう。
  • 自己PRは、人と違うこと、独自性が大切です。
  • 例文「私は、○○部の主将として、部を全国大会で優勝に導きました」

もちろん、いずれも間違ってはいません。

でも、人より優れているかどうかと言われても、同じ学校の同級生や会社の同僚のスキル等のレベルが高ければ、周りの人より優れていないと判断する人もいます。また、独自性と言われても、そうそう人の特徴を表すことばで、誰も使っていないような言葉を探してくることはできません。単なることば遊びとなってしまい、ひねくり回す時間がもったいないです。例文でいう、主将かつ全国大会で優勝をした経験をしている人は、ごくごく一握りです。

自己PRは、自分が、常に、当たり前に、やっていることから言える、自分の特徴を説明するものです。人よりすごいかどうかは、確信がもてなくてもいい。目を引くような特徴やことばを使っていなくてもいい。何か特別なできごとや、特殊な経験でなくてもいい。

目立たない活動・行動を長期にわたって継続して、自分なりの成長を感じられた経験、周りの変化の一部に関われた経験。そのような、人それぞれの当たり前の日常のなかに、自分の特徴があります。

自信満々に語れる人は、そう語ればいい。でも、「自己PRに書けることがないんです・・・」と困ってしまった方は、ごくごく普通に、自分のありのままを語りましょう。それが、あなたです。自己PRは自信満々でなくていい!

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