応募書類・履歴書は和暦?西暦?

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「履歴書は和暦と西暦、どちらで書いたらいいですか?」よく聞かれる質問です。

 

ハローワークの応募書類の作り方のパンフレットの「履歴書の基本」P3、「読みやすくていねいな文章表現」には次のように書かれています。

私は、「和暦と西暦」の指定がない場合には、民間企業に応募する際は「西暦」で、官公庁や外郭団体に応募する際は「和暦」で統一して記入することをお奨めしています。ただし民間企業でも、応募先のWEBサイトやメールや案内文書等の連絡が「和暦」主流だった場合には、「和暦」での記入を検討するといいと思います。

なぜ、そのようにお奨めしているかというと、ビジネスの現場は「西暦」だからです。表計算ソフトでの年表記は「西暦」で管理している組織がほとんどだと思われますし、システム化されたものに年を入力する場合にも「西暦」が主流でしょう。ちなみに多くの官庁でもシステム上の日付データ管理は「西暦」だそうです。

私が採用担当者だったら、「和暦」で提出された履歴書には鉛筆書きで「西暦」を書いておくと思います。「和暦」ですと時間軸の把握が難しいのは私だけではないでしょう。ちなみに、私が採用担当をしていた3年間で、和暦の応募書類は見たことがありません。少なくとも記憶にありません。採用担当者の手間、という視点でも、私は「西暦」をお奨めします。

2019年5月1日の改元に向けて、政府として「各省庁の日付データを西暦に統一していく。」方針という報道がありました。ただ、「行政手続きで使用する書類や証明書などは改元後も元号での表記を継続する。」とのことですから、まだまだ履歴書の「和暦と西暦」問題の決着はつかないかもしれませんね。

なお、和暦だから(西暦だから)書類選考で落ちるということはまずないでしょう。である調だから(ですます調だから)書類選考で落ちることがないのと同じですね。字が汚い、応募書類が汚れているから落ちることはありますので、手書きの場合は注意しましょう。

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