専門職志向はリーダー・マネジメントにも活きる

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保険毎日新聞(発行:株式会社保険毎日新聞社/2019年9月13日)の「新刊紹介」にて、「期待している人が辞めずに育つ 女性部下マネジメントの教科書」をご紹介いただきました。保険毎日新聞は、保険会社や保険代理店さんが購読している業界新聞です。私も損害保険会社の社員だったときに回覧でまわってくるたびに読んでいました(今はWEB版なのでしょうか)。そのような思い出深い新聞に掲載していただき、とても嬉しいです。

保険業界・金融業界は、早い段階から女性活躍支援に力を入れてきたこともあり、多くの女性が活躍している業界です。仕事の密度が高く多忙ではありますが、商品知識だけでなく、税務や法務等も含めた学習継続も欠かせない仕事であるがゆえに、女性の専門職志向にもマッチする業界でもあります。

女性の専門職志向について、人事部門からよく伺う悩みが、「女性社員が専門職の領域から離れようとしない(リーダーやマネジメントの役割に挑戦したがらない)」ということです。でも、本当にそうなのでしょうか?

専門職志向の人の特徴として、「専門知識を使って、相手の役に立ちたい。」という特徴があります。つまり、専門知識が深く、それをお客様にわかりやすく伝えられるのであれば、後輩育成にも生かすことができます。後輩の役に立ち、後輩がお客様の役に立つ。2倍の喜びなのです。

教えるのが苦手だというならば、マニュアル作りから始める。多くの人前で話すのが苦手なのであれば、1対1のOJT担当者から始める。少しずつの成功体験が、躊躇する女性の背中を押してくれます。

担当者としての専門職から、専門職としての知識・スキルとメンバーに伝えていくチームリーダーへ、そして部署全体のマネジメントへと、キャリアを広げて活躍する女性を支援していくために、本書が人事部門や管理職の方々のお役に立てば幸いです。また、女子学生や若手女性社員の皆さんにも、自分の仕事や人生(キャリア)を考える参考にしていただければと思います。

※記事のブログへの掲載につきましては、株式会社保険毎日新聞社様より使用許諾をいただいております。

  • 続けたい、挑戦したいと思っている女性が、躊躇なくそう伝えられる組織を増やしたい。
  • 管理職と女性部下が、ちょっとしたすれ違いから理解しあえない状況をなくしたい。
  • ますます多忙になっている管理職の負担を少しでも減らし、女性活躍の一番の支援者になってもらいたい。
    このような思いから、管理職向けの女性活躍支援に関する本を書きました。

〇書 名:「期待している人が辞めずに育つ 女性部下マネジメントの教科書」
〇著 者:冨山 佳代(株式会社これあらた 代表取締役)
〇出版社:同文舘出版株式会社
〇販 売:全国の書店ならびにネットショップ amazonにて販売中(amazonのWEBサイトへのリンク)

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