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 年末年始やふと立ち止まったときに、ほぼ間違いなく手に取る本のひとつに、「コーチング・マジック(平本相武著 PHP研究所 2005年)」があります。 この本は、私自身が新卒から10年勤めた会社を思い切って(内心はこわごわ)辞めようと心に決めた2005年に、偶然出会った本です。

 これを読んだ当時の気持ちを、今もはっきりと思い出します。

「自分の人生を、自分のために、自分の自由に生きよう。」

 そう思いました。新卒から10年、一生懸命に仕事をしました。それ自体には後悔はなく、苦労や苦痛が多かった分、自分が考えたこともない自分のいろいろな能力を掘り起こし、磨くことができました。でも、責任感と義務感で仕事をしていたし、いつも周りの期待に応えることばかり考えていて、本当に自分はこうじゃないのに・・・と自己嫌悪の日々でもありました。

 で、「自分の人生を、自分のために、自分の自由に生きよう。」 そう決めました。そう決めてからは、転職、結婚、出産、フリーランスと、次々と変化が起こり(起こし?)。

 「自分の自由に生きる」って、自分で何でも決めるということでもあり、けっこう大変。でも、心はとても軽く、充実感でいっぱいです。では、この「充実感」のもとは?

 ここで、また本に戻るのですが・・・ この本で私が「なるほど!!!」と感激したのが、『「ビジョン(夢、5年後のありたい姿など)」型と「価値観(こだわり、大事にしたいことなど)」型の2つのタイプがあり、日本は「価値観」型の風土のもとで、日本人と日本の企業は大きな成果を出してきた。』というところです。

 新年の目標がなんかしっくりこないという方には、ぜひ読んでみて、実際にセルフコーチングをやってみて欲しいと思います。自分が大切にしていることが、多少なりとも見えてくると、前に進もうという気持ちも湧いてくるもの!では、皆さま、良いお年を!

 今年1年の様々なご縁に感謝して、今年最後のブログを締めくくります。ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

コーチング・マジック

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