ワーク・ライフバランスは周りの人からのプレゼント

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ワーク・ライフバランスって、周りの人が贈ってくれるプレゼントだと思う。
あなた頑張っているから協力するよってね。

 家族、仕事の関係者、お客様などなど、周りの人たちに、力を貸してもらいながらのワーク・ライフバランスだからこそ、家族のありがたみ、周りの人のありがたみ、時間のありがたみ、仕事ができるありがたみがより一層感じられる。応援してくれる人がいるから、がんばれる。

 そんな気持ちをことばにしてみたところ、twitterでもお気に入り登録をしてくれた方、リツイートしてくれた方が多くて、驚きました。同じような気持ちをもっている方がいること、すごく嬉しくなりました。

 「週刊現代」8月31日号に、作家の曽野綾子氏が寄稿した「何でも会社のせいにする甘ったれた女子社員たちへ」が話題になっています。保守的な家族観(母親は育児に専念)や企業の人員管理コスト面への偏重(産休なんて迷惑)、現実とはかけ離れている労働市場観(出産後に再就職すればいい)に、私は違和感を持ちますが、そういう考えを持つ人も少なからずいるだろうな、と思います。

 一方、共働きの夫婦で、わがまま放題、やりたい放題の人に、私は会ったことはありません。共働き率が増加の一途をたどっているのは、夫婦・家族のライフスタイルとしての自由選択でもあるでしょうが、社会・経済環境の変化(マイナス成長、賃金減少、少子化、税・社会保障費負担増など)に対応すべく、共働きを選択している人も多いのだと思います。

 「ワーク・ライフバランス」を、「仕事はこそこそで(責任は負わず)自分の趣味などの時間を大切にしたい」という意味合いで捉えている人は、いい仕事、いい仲間には恵まれにくく、結果的に「ワーク・ライフバランス」そして「充実感」を得られにくいのではないでしょうか。

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