どんな会社かはちょっとしたところにすけて見える

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先日、立て続けに気になる営業電話がありました。第一声からすごく明るい声でセールストークを展開してきたのに、営業商品をお断りすると・・・

  • 1人目:挨拶もなくいきなり電話を切った。
  • 2人目:急に声が不機嫌そうになり、「そうですか、失礼します」と言って、いきなり電話が終わった。

営業電話をかけてきた人にとって、当社(電話を受けた私)は、

  • 顧客名簿の1データでしかないので、断られたら消去するだけの存在なのかもしれません。
  • 電話したその場限りの相手にすぎず、当社との将来的なつながりを維持しておこうとは思わないのかもしれません。
  • 自社の商品がいつかどこかで誰かの役に立つという気持ちがなく、仕事をしているのかもしれません。

営業電話をかけてきた人が自社の商品・サービスに対する誇りなく、仕事をしていることに気の毒になりました。ご本人の問題というよりも、会社や組織・上司の仕事に対する姿勢の影響が強いので、転職する等、いい会社に出会って仕事人生を生き直して欲しいと願いました。

一方、私がときどき買い物をする、ヴィノスやまざき。接客の距離感が絶妙で好きなお店のひとつです。静岡本店には行ったことがないので、機会があったら行ってみたいと思っていたところで、「新・静岡本店オープンによせて~社長からのメッセージ~」を目にしました。

メッセージの冒頭には、「お客様 従業員 元従業員 他ステークホルダーの皆様に」と書かれています。同じく「静岡本店閉店によせて①」もあったのですが、そちらのメッセージの冒頭にも「お客様 生産者 従業員 元研修生及び従業員 各位」と書かれています。元従業員や元研修生にまで呼びかけているメッセージを見て、こちらの社長は、人を大事に事業を続けてこられたのだろうと感じました。

さらにメッセージには、このようなお話も書かれています。「全く新しいコンセプトのお店を作ろうか・・・という意見もありましたが、すべて以前の本店にあった古いカウンター、棚、冷蔵庫、シャンデリア、一つも無駄にすることなく、中に入ると、あの本店の香りが漂ってくる・・・そんなお店になりました。」お店の歴史、お客様や一緒に働いてきた人とのつながりも大事にされているのだろうと想像します。

電話応対、社長のメッセージ発信。仕事の端々に、会社としての姿勢が垣間見られます。

ついでに・・・。私が好きな日本酒のひとつ「磯自慢」。ヴィノスやまざき2代目山崎社長が、地域を巻き込んで全国に広めていったものということも今回のメッセージから知りました。

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